メダカの育て方

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BARK 暴れるように食べる

BARK(バーク)は、原材料からとことん吟味を重ねました。
各原料の品質と配合は、観賞魚飼料では異例となる食用飼料の基準を導入。
原料だけではなく完成までの製造過程にまでこだわり、
メダカ最強のエサを目指した筑波めだかオリジナル飼料です。

「食いつくのは最初だけ…チョボチョボとしか食べない食いつきの悪い餌」
「なんで浮いていられないの??すぐに沈んで水を痛める餌」
「食べればいいってもんじゃない!実は消化吸収の悪い餌」
「太ればいいってもんじゃない!栄養バランスが悪く、体形が崩れる餌」

一人のメダカ愛好家として、そして生産者として…
世の中に納得できる餌がなかったので…
ならば作っちゃえ!!ということで、筑波めだかが監修して作りました!

よく食べて、よく浮いて、水の痛みも軽減されて、病気になりにくく、艶が良くなり、美しい体形を作る

そんな理想を叶えてくれる、これ以上の餌があるのか…
それを目指して作りました。

まずはこちらの映像を見てください。

エサの水面への広がり方、沈みにくさ。
そしてエサへの喰いつきと食べきる速さや食べ残しを見てください。



水面での広がりと沈みにくさは、映像で見ても分かる通りNo1です!

特に沈みにくさは特筆もの。

穏やかで揺れもない水面なら、大体のエサはある程度浮いてくれます。
しかしメダカの動きで少し水面が揺らぐと、沈下は避けられません。

映像ではBARKは食べる動作で水面が揺らいでも、沈みにくさがお分かりいただけると思います。
そして沈む前に食べきる喰いつきの良さ!

それがBARKストロングポイントの一つです。

BARKはなぜ水面に広がりやすく、沈みにくいのか。

その前に…
なぜ水面に広がらずに、沈みやすいとよくないのか??

メダカは目高と書くだけあって上ばかり見ており、沈んだエサをほとんど食べません。
沈下動画でも、沈みゆくエサを追っていくメダカはほとんどいないのがわかるかと思います。

ということは沈んだエサは食べられず無駄になり、時間と共に水を汚す元凶となります。

大きな声では言えませんが、沈むエサは論外です。

沈みにくく浮上性があるエサというのは、必然的に水面に広がる特徴があります。
つまり、水面に広がりやすく沈みにくいということは
多くのメダカの目の前にエサが運ばれ、視覚面から食いつきを良くさせ、食べ残しを軽減する。
そして結果的に何より水を痛めにくくなる!という利点があるのです!!!!

結論としては、
「食べる食べない以前に、メダカの餌は浮いていなきゃダメだよ!!」
というのが、いい餌の前提条件になります。

その浮上性を可能にしたのがBARKこだわりのひとつでもある、一粒一粒が球体になるよう製造している技術です。
大きな塊を砕いて、それをただふるいにかけるような雑な製法ではありません。

大きな顆粒サイズの餌は、空気を混ぜ込めば簡単に浮かせることができます。
ですが0.4㎜や0.2㎜といったサイズに空気を混ぜ込むのは困難です。

もしそれをやろうとすると、スカスカで非常にモロい餌となります。
そしてモロさに目をつぶり浮上性を優先しようとすると、すぐに水に溶けだして余計に水を汚す餌が出来てしまいます。

BARKはその問題点を解決!!
外殻はしっかりとした硬さであるのに対し、中はふんわりと仕上げました。
指で潰してもらえれば、その感覚がわかると思います。
一粒わずか0.4㎜~0.2㎜の世界でそれを実現させるには、工場に高度な技術が求められます。

この技術により、抜群の浮上性、水に溶け込みにくく、硬すぎず消化吸収が抜群という理想を現実のものにすることが出来ました。

『浮けばいい』ってもんじゃない!!
抜群の食いつきの良さの秘訣

浮き続けることで、視覚から食欲を刺激するのは説明した通り。
それ以外にも、メダカの嗅覚を刺激する必要があります。

嗅覚ということで、ニンニク成分など良さそうなものは色々と試行錯誤しましたが…
結論から言えば、数種の動物性たんぱく質に強く反応することがわかりました。
まずそれら原料のランクと配合バランスを試行錯誤した結果、たどり着いたのがBARKです。

視覚で確認できているエサはパクパクと食べる。
嗅覚で気づいたエサは、驚いたかのように反応してバクッと食べる。
【暴れるように食べる】そう表現される源は、この食欲を刺激する厳選された成分なのです。

沈みにくさも重要ですが、『沈む前に食べ尽くす』という嗜好性も同じく重要です!

食べればいいってもんじゃない!
動画の見た目ではわからない重要な要素

それは消化吸収の良さと、最適な栄養バランスの大切さ

メダカには胃も腸もありません。
長い消化管でエサを分解し、吸収しています。
だから食溜めができませんし、胃酸でなんでも溶かしてしまうということもできません。
雑食性にもかかわらず、意外とエサの成分には気を使ってあげないといけないのです。

何度もお伝えしている通り、BARKの原料はすべて高品質にこだわっています。

その中で高タンパク、高脂質、最適なアミノバランスを目指して配合されました。
さらには善玉菌を含有したプロバイオティクス飼料なので、消化吸収を助けて病気にもなりにくいのです。

なぜ消化吸収がいいのか
観賞用の魚の餌には「つなぎ」や「カサ増し」として、安いデンプン成分が使われていることがほとんどです。
ですがメダカにはデンプンを上手に消化する機能が備わっておらず、ほとんどがそのままフンとして排出されてしまいます。

なのでデンプンが多い餌や質の悪いデンプンをあたえ続けると、メダカの体に負担がかかり、寿命が縮んでしまったり、病気にかかってしまったりする可能性があります。

デメリットはそれだけではありません。
消化されない成分のフンが多くなり、清掃の回数が増えるばかりか、水を溜める要因ともなってしまいます。

身体に吸収されないものを食べさせて、人もメダカも食べた気になり、内臓に負担をかける。そればかりかそれがそのままフンとなって出るだけではなく、水も汚すなんて…
それをエサと呼んでいいのかすら疑わしくなります。

BARKにもデンプンは含まれています。
しかしメダカの消化に支障がない程度までデンプンを減らし、当然その品質にもこだわりました。
また、プロバイオティクスという乳酸菌を入れているので、消化を助けて質のいい成分を効率よく吸収させる効果に期待ができます!

他の餌よりも栄養の吸収率が高いため、艶を内面から引き出しメダカを美しい状態に保つことができます。
そして消化率も良いため、消化不良による病気を防ぐことができるんです。

また産卵時に与えることで効率よくエネルギーが蓄えられ、元気な卵を産む手助けにもなります。

【高たんぱく】【高脂質】【最適なアミノバランス】という三種の神器
中でも高脂質となる「原料の質」には、かなりの注意が必要!

高脂質な餌は油膜が出やすく、食べ残した餌からも急速に腐敗しやすくなります。
成長には確実に寄与するが、管理が難しくなるという諸刃の剣でもあるのです。

さらに食用養殖魚用の高脂質な餌は「食用として早く太らせることを目的」とされているため、メダカ本来の体形すら崩してしまう可能性もあります。
つまりメダカにとっては、その高脂質はオーバースペック過ぎてしまうのです。

BARKは脂質の『質と配合』にも当然こだわり、メダカ本来の成長を阻害することがありません。
そして油膜の流失も極力抑え、沈みにくく食べ残しが少ないので、水を腐敗させにくいのです。

高品質の水準

赤くなる成分入っているけど、本当に負担ないの?
太る成分入っているけど、過剰ではないの?
ビタミン配合って言っているけど、そのバランス大丈夫?

色上げに良いとされるアスタキサンチンは、与えすぎると骨格に深刻なダメージを与えて骨も曲がらせてしまう成分です。

タンパク質や脂質、各ビタミンについても、それに特化した過剰な与えすぎはやはりよくありません。

そういった観点からも、「確かな骨格」を目指すBARKには厳格な基準を設けています。
その基準とは「食用養殖魚の基準」をクリアするもの。

人間の口に入る養殖魚には、その餌に基準が設けられています。
観賞魚の餌にはその基準はありません。
BARKは弊社独自の研究に元づく基準ではなく、過剰な栄養分や不自然な添加物を排除し、高い基準をクリアする調合を目指しました。

食用養殖餌ならいいの?? そこに潜むデメリット

そんな高い基準を設けている食用養殖餌ですが…

メダカのエサで考えた場合⇒最大の欠点が「水を痛める」ということです。

養殖飼料は、高脂質・高たんぱくを狙い、より早く太らせることに注力した餌がほとんどです。
ですがその全てが「海や湖、川などでの使用を前提」とした餌です。
環境汚染といった汚れには注意していますが、水の痛みという狭い密閉環境での使用は想定されていません。

食べ残しはもちろん、排泄物での痛みも想定していません。
そこに注視しなくていい分、使用する原料の質も落とすことができるので安価なものが多いのです。
胃のある魚に対してのエサであれば、低品質の原料で餌のカサ増しをしてコストを低くする製品も少なくありません。

そもそも海水魚と淡水魚ではエサの嗜好性が異なる場合が多いので、メダカに最適かと言われれば疑問です。
養殖飼料は大量生産品なので、メダカ愛好家側からすればコストが低く抑えられるのがメリットでしょうか。

もちろん安かろう悪かろう、高かろう良かろうとは限りません。

BARKは「いくらならみんな買ってくれるかな?」という視点を持っていません。
『いい餌を追求して製造したら、これくらいのコストがかかってしまいました。。。』というのがこのお値段となってしまった所以です。

BARKよりもさらに高品質な餌を造ることは理論上可能ですが、費用対効果などの観点からBARKが一番いいメダカのエサと自負しています。

使用方法

●与え方
1分程度で食べきる量を1日数回与えてください。
より成長を早めたい場合は、その回数を増やすと効果的です。
メダカは胃がないので、食いだめができません。
一度にたくさんの量を与えると、水を汚すばかりかメダカにも負担となります。

日没(消灯)4時間前からは餌を与えないでください。
日没(消灯)で消化器官の活動を止めるため、消化不良になる場合がります。

水温18度以下では与えないでください。
内臓の活動が鈍く、消化不良になる場合があります。

●保存方法
開封後は高温多湿の場所を避け、冷暗所に保存してできるだけ早くお使い下さい。